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自転車で宇宙へ行く
昨日三年目を迎えた。今日から4年目のスタート。なにも変わらず通常営業で4年目に入る。とは言いつつも絵柄が変わるように、文体が変わるように自分も気づかないような変化っていうのはきっと2年目からの3年目の今、そして 一年後の4年目と「アハ体験」のようなゆっくりのスピードで起きていくのだろう。それを知恵や工夫、試行錯誤と言うのかもしれない。スヌーピーだって初期とは全く違う。
三年前に兄からイラストを描いたらどうかとアドバイスをされたのはラーメン屋への道中であった。それ以降ハロウィンの日が近づくとラーメン屋へ行くことが恒例になっている。なので昨日行ってきた。格別に旨いラーメンとビールだった。
話は変わるが、宇宙へ出るためには大気圏を突破し地球の重力を離れなくてはいけない。そのためにはどれだけのスピードがいるか？途方もない速さが必要かと思われるかもしれないが実は自転車程度のスピーででも漕ぎ続けることができれば十分に可能なのだそうだ。
そう大切なのは漕ぎ続けること。
実際には推進力を止めないための燃料が必要になってくるため今のロケットの様な巨大な燃料タンクがついた形でなくては宇宙へはいけないらしい。
なんだかそれを思うと自分の思いと重なる。自分は大きなロケットにはなれないけど、自転車を漕ぎ続けることなら自分の頑張りでできそうだって思うの。
だってぼくにできる事は続けることと辞めないことだけだ。絵柄と内容が抜群かと言われるとぼくは好きだけど評価というものは人がするものだし、もっと大きく言えば時代に受けるかどうかだ。いわゆる時ってやつ。
そのぼくとは違う時の今を下を向いて一漕ぎ一漕ぎペダルを漕いでいる感じ。誰が自分の前にいるとかじゃなくて自分との戦い。
かつてHEY!HEY!HEY!で松本人志さんが自信のあるテトリスで対決（確か宇多田ヒカルさんと）をした時に宇多田さんが消したブロックが松本さんの方に影響して松本さんが簡単に負けてしまった。その時に言ったのか、後日ラジオで言ったのか忘れてしまったが、自分がテトリス弱いキャラにされていることに納得がいかないって怒っていた（笑）あれは自分との戦いのゲームなんだと、淡々と続けるだけなら誰にも負けないって。負け惜しみだと言われていたがぼくにはなにを言いたいのかよくわかった。
なのでギャラリーの声がぼくではなく他に注がれる中を中継もされない様な後方でもリタイアなんかしない。今日も自転車をこいで前に行く。いや上か。
jon covet
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