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3日(水曜日)が休みということに今日カレンダーをめくって気がついた。この日までに集中してオーダーイラストを終わらせたい。

そして翌日からは昨日お伝えしたクリスマスの絵画に取りかかれたらと思っています。

構想としてRe..Bellのイベントで描かせてもらうのでベルをテーマにした作品にしたい。そうすればクリスマスにも合うし楽しげな華やかさも出せると思う。

絵の中に中心となるストーリーを据えてその周りに参加者の人たちをコミカルに描き込んでいきたい。しかしまだまだ漠然としたイメージでしかないのでもう少し題材のアイデアを練る必要がある。

昨日も書きましたが全体の群像劇風なイメージはヒロヤマガタさんを参考にし独自の絵として描かせていただきます。

ヒロヤマガタさんの絵はちょっと信じられないんだけどシルクスクリーンで描かれています(そう言われたって信じられない

一色ずつ刷っています

これは偶然でしたが先日までプライムツリーで著名画家の絵の展示販売会が行われていてそこにヒロさんの絵が2点飾られていました。生のシルクスクリーン原画を見るのは初めてだったので納品に行くたび文字通り穴が開くほど見させてもらいました。しかし僕には制作方法が全く分かりませんでした。技術的にはそれなりに勉強をしたつもりでしたが学べば学ぶほど遠くにいくような、決して近づくことができない技術に思えます。

シルクスクリーンは版画技法なのでシンプルな物なら自分でも作れますがあれだけの多色刷りなんて信じられません。

ここからまた曖昧な記憶。

すごく昔にテレビで制作現場を一度だけ見たような記憶があります。

ヒロさんは原画を担当しそれをシルクスクリーンにするのは信頼している職人さんだったと思います。白衣のような作業着を着た職人さんが番号が振られた膨大な版を使い一色ずつ紙に刷っていました。

そしてその職人さんがお亡くなりになられ、その技術を再現できる人がいなくなりヒロさんも絵を描かれるのをやめたと記憶しています(技術云々ではなくもっと深いパートナーのような関係だったのかもしれません)

そして今では絵よりも光を使った現代美術、空間演出で世界的に有名とのこと。これだけ偉大な画家であるはずなのに調べてもほとんど絵画的相場の情報しか得られず、僕が見た映像もYouTubeにはありませんでした。

技術的なことは残念ながら僕の曖昧な記憶の中にしかありません。できればもう一度あの映像を版画技法を学んだ今の自分で見たいものです。

もう一つ影響という面ではとんねるずの木梨憲武さんが昔「生でダラダラいかせて」という番組でフランス人の画家と絵画勝負をした時に描いた絵は自分の中でかなり鮮烈に心に残っており影響を受けました。楽しんで描くことの気づきを与えられた気がします。

大きな紙にマジックでフランスの街を見たまま下書き無しでいきなり塔の先端から描いていたのには驚きました。そして完成した絵はとても素晴らしかった。

お世辞抜きでフランス人画家が描いたいわゆる絵画よりも素敵だと思いました。その時の絵は今でも忘れられません。

「生ダラ」の動画はありませんでしたがその時の絵は見つけられました。こちらの動画のサムネにもなっている冒頭の街の絵ですタイトルは「セーヌ川」。

機会があれば実物を見てみたい作品です。

 

 

jon covet

2021.10.30 10:18

 

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