絵描きよケチらず良い筆を使え

 

今日は朝から本日更新予定のMON MON MONSTERの第二話に使う挿絵の制作。想像以上に時間がかかってしまった。

絵自体はとても気に入っているがこの絵は絵本の絵だ。自分がイメージする童話の挿絵ってもう少しラフ感がある。物語の世界観を連想させるだけの絵とでも言おうか。描き込みすぎることは読者の想像力を奪う行為に通じると思う。本を読んだ時に自分の中でイメージするのはとても楽しい読者の権利だ。物語を絵で説明するってとてもださい。

全体の世界観さえ伝われば良いんだから3話目は1話目のテイストに戻れるように意識をしてみよう。1話1話勉強ですね。ひょっとしたらカラーさえ邪魔なんじゃないかって思えてきた。いっそペン画で良いのかもしれない。

絵の具で描いている時に一つ気づいたことがある。先日行った画材屋さんでちょっと良い筆を買ってみた。だけどなんか使うのがもったいないっていうよくわからない考えになっていて今使っている安い筆が潰れたら使おうって思ってた。だけど今日描いた挿絵の細かいところがその安い筆だとどうにも濡れない。腰がないので細いところを塗ろうとすると耐えられなくて倒れてしまうの(わかりにくいよね?)

とにかくダメなので良い筆をおろして使ってみると全然違う。ものすごく塗りやすい。細い線も難なく濡れる。絵の下の方にあるサインは安い筆だと書けないんだけど余裕で描けた。ぼくが今までしていた苦労は何だったのか?そんなことって多いよね。良いものはやっぱり良い。高いには理由がある。

ぼくが感動した筆はこちら

あれ?今見たらすごい安い?おかしいな(笑)こうなると安くて高品質。欠点のないパーフェクト製品じゃないか!まとめ買いだ!

さて話は変わって完成したポートフォリオ。おそらくこちらの製作費は材料費だけで一冊1200円くらいになると思う(送料別)けしてお安くはない。なので本当に自分が好きな雑誌社、ブランドに送ってみようと思う。どんな運命を辿るのか。それぞれに物語があるんだろうと思うと何だか面白い。海亀の親の気持ちだ(意味不明)

こちらは昨日の制作動画

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8月23日 22:39

 

 

昨日の記事はこちら

 


エッセイ集

 

毎日エッセイ「レミゼラブル2」
文章を書く習慣と練習を兼ね始まった毎日エッセイ。日々思う事などを軽い文体で執筆中。読んでもらっても読み飛ばしてもらっても構わない内容です。これがいつまで続くのかは誰にもわからないけど僕的にはまんざらではない。タイトルの意味は「悲惨な人々」「哀れな人々」

 

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