自分のことを本当に思ってやれるのは自分だけ。そこを履き違えると他者依存が始まる。「なんで?」とか「あの人はわかってくれない」とかさ。それが当たり前のことだと分かれば気にしなくなるんじゃないかな。だから「自分を大切にする」って言う当たり前の言葉はとても大事な言葉だ。実際は大事にしてあげられないことがとても多いから。無理したり、人と比べて劣等感を持ったりさ。自分はこんなもんだって思ったり。また人に流されたりね。

昨日のキングコング西野さんのブログに「人のアドバイスを聞くな」って記事があった。思い返してみると僕にもたくさんいろんなアドバイスがあったな。その中で伝説的なアドバイスを一つ紹介したい。

当時漫画の連載が600話ほど、忙しい毎日の中でそれでも楽しく描いていた、僕はその時にはもうMON MON MONSTERを描くことは自分の使命だって思っていた。そこに現れた一人の男性に毎日描くことの意味のないこと、1日飛びまたは2日飛びにして自分の心を磨いてから描いた方が他人も感動させられると言われた。民主党の蓮舫が「2位じゃダメなんですか?」って正義の剣を持って政権を取った時に仕分けの席上で言っていた。僕も同じ類いの剣で切られた。無責任とういう名の剣だ。

今日もどこかでこの見えない剣に傷つけられている人が大勢いると思う。自分の意見を貫いてほしい。僕の連載はこないだ900回になった。もしあの時そのアドバイスを聞いていたら僕は自分の使命を下水に流すところだった。

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