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昨日はイベント開催中のクラシティー半田さんにお昼過ぎに伺った。お昼ご飯もそちらでいただき2階展示場を見学していると一本の電話が。出ると一階にいるマネージャーから「すぐに下に降りてきてください」と、何事かとエスカレーターで急ぎ下に降りると小さな男の子とお母さんがレジ横に立っていた。

男の子の手には僕の描いたイラスト「サンタさんの落とし物」のが大事そうに握られていた。二人の顔を見ると見覚えが。8月の個展に来てくださった方でその男の子は会場に展示していた「サンタさんお落とし物」の原画をじっと見てくれていた子でした。またキャラクターにも興味を持ってくれたみたいで通路のキャラパネルもしっかりと見てくれていたのもよく覚えています。その時のお二人でした。

「ありがとうとね」と話しかけるとギュッと拳を握る感じで下を向いていました。さっきまでMON MON MONSTERの話をしてくれていたみたいですが僕が来て緊張してしまったとのこと(かわいい)お母様にもお礼を言い最後にコロナで握手はできないからグータッチしようかってグーを差し出すとその子がパーで僕の拳を握りまさかのグーとパーの握手(可愛くて溶けそう)

別れた後にはっと気づきもう一度呼び止めて最後の最後一緒に写真を撮らせてもらいました。帰るときに大きな声でバイバイと言ってくれ僕もバイバイ。

一瞬が永遠になる。そんな瞬間でした。

小さな僕のファンに僕がファンになってしまいました。

この子のために絵本が描きたいってことを仕事中撮った写真を見ながらとても強く純粋に思っていました。お金とかステータスとか戦略とか次の一手とかそういうのじゃなくてこの子に届けたい。それだけの絵本。

待っとってよ!!おちゃん頑張るでよ。

 

jon covet

2021.11.15 19:07

 

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