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4コマ漫画のMON MON MONSTERにて12月18日(土)19日(日)に開催されるクリスマスイベントにて描かせていただく絵の題材となる「移動遊園地」の短期集中シリーズを描いていこうかと思う。

これは完全なる思いつきで現段階でストーリーなどまるでない状態。新規登場キャラクターもドイツ製のイカれたくるみ割り人形グーテンモルゲン支配人だけという悲惨な状況。だけどやります。クリスマスの物語。なんでかな、いい話になりそうな気だけはしています。僕はいつだって自信家なのです。

4コマという媒体があることで描く絵のストーリー性が増すというのはこれは間違いなく僕の強みだと思います。

今は移動遊園地の画像を検索してよく見ています。この時代自宅にいながら手元で資料を閲覧できるのは本当にありがたいです。一昔前なら図書館や映画から探し出し、一枚の写真、一時停止した映像からイメージを膨らませる必要があったのが今ではかなりイメージに近い物が簡単に手に入ります。

これは描き手としてはもちろん便利ではありますし実際利用して描いていますがその反面よくわからないままイメージを膨らませて描くこともとても好きです(時に乱暴に)

絵の具のMON MON MONSTER作品として初めて描いたこちらの絵は頭のイメージだけで描いた物です。

あまり詳しくはないのですがコンセプトアートと呼ばれるジャンルかもしれません。世界観をインスピレーションで絵に変える。持久力よりは瞬発力を試される絵画。

話は変わりますが宮沢賢治さんの代表作「銀河鉄道の夜」を初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。氏の創造の世界に引きずり込まれるような感覚。よく漫画やアニメで情報が頭に流れ込んできてその量に脳の処理が追いつかなくなり鼻血を出したりするような描写がありますがまさにその感じでした。自分の頭のイメージが活字に追いつかないんです。

僕はこの作品でしかそれを体験したことはありません。不思議な経験でした。

何が言いたいかというとですね、銀河鉄道自体はSLの写真から描けますがその世界は資料なんてどこにもないってこと。今回描く絵もそこは忘れたくないなって思います。

jon covet

2021.11.09 19:58

 

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