ここからエッセイ
シルクスクリーンの露光機が完成し、いよいよこれからだって思っていましたがちょっと問題が続出。
もともとYouTube等ネットで勉強してやっていたので露光がなかなか難しいということは知識では持っていました。しかし漠然と露光機さえ作れば上手くいくだろうと考えていました。それは自作露光機ではないけどTシャツくんの露光機を使って自分で紗を張り露光液を塗った木枠での版作りに何度も成功していたから。
小型のTシャツくんで10分、製作した露光機が大型なので時間だけ短くしてあとは同一条件で最適な焼き時間を探せば良いと思っていました。
ところがところが20分露光しても裏側が固まらなくて(露光できると固まる)何か今までとは全然違う手応えなんです。露光ライトの出力が弱いのか、ライトとアクリル板までの距離なのか、現段階で原因が全くわかっていません。
これはぼくが越えるべき挑戦なので腐らずチャレンジしていきます。これからの内容は自分自身の忘備録でもあると同時にこのブログもいつかこれからシルクスクリーンを始めようと思う方が訪れるページになるかもしれません。
なので自分がつまづいたポイントなんかをリアルタイムで書いていきたいと思います。
そしていつか壁を越えた時の成功エッセイが書けることを祈りつつ頑張っていきます。
それが数日後ならいいな。
露光環境
ライト:NEC FL20SBL 捕虫用ブラックライト (UVランプ) 20W バラ(5本)
ベース:藤井電機工業 FT-20-C160 20W用 笠なし器具(トラフ) グロー式 低力率 1灯用 60Hz ランプなし(5台)
アクリル板:アクリルサンデー表面強化MR板 透明 (5ミリ)
露光液:sd-40 水性ベースインク
寸法
縦:48センチ
横:65センチ
高さ:20センチ
ライトとアクリルまでの高さ:約10センチ
露光方法(Tシャツくんで成功した時と同一条件)
露光液塗り:表2回、裏1回(薄く塗ることを意識して)
乾燥:12時間自然乾燥(日光、蛍光灯の照射なし)
焼き:専用インクジェット紙をスプレーのりで表に貼り付け裏に黒画用紙と黒い布を敷いき重しで圧をかける露光機全体を黒い布で覆う。
現在の不具合
露光時間を10分から20分の間で試すも、どれも露光が弱く感じる、特に裏側は顕著で蛇口からの流水で流れる
20分は流石に表面は焼けるがそれでも裏面は露光した部分をスポンジで擦ると黄色い露光液が付着した。
対処方法アイデア、
アクリルをもっとライトに近づける
露光液を変える
ライトを変える
もっと薄く塗る
配線の不備による出力の弱さ
アクリルがUVカットしている可能性
短時間で焼くことが目的なので20分を越えるようだと用途外になるため改善したい(しかも20分でも焼けてないし)
自分が調べた限り20分も焼かなくてはいけない露光機はなかったし小型のTシャツくんでも焼けていた(露光できていた)ことを考えると機械かアクリルの問題かもしれない。
つづく
2021.1.12 20:21
jon covet