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昨日は仕事の大掃除でしたが今年はコロナの影響で少し変則的になり月曜に大掃除の後半をして仕事納めになります。
今日は朝イチで映画館で映画を一本観て帰りにホームセンターでローラーの刷毛を購入してきました。正月休みに部屋の壁を塗ります。これはなかなかの大仕事。上手くできるとは思うんだけどいい風になるかはちょっとやってみないとわからないかなって感じです。
ここでも何回か書いているけどぼく村上春樹さんの作品が好きで最近読み漁っています。そして今読んでいる「1Q84」がとても面白い。二人の主人公を交互に描いていくストーリングがやばい。どちらも気になる終わり方をするので続きを読まざる得ない感情が2倍。読むのを止められない中毒性があります。普段読むペースよりかなり早く読み進めている。
場面転換でメインが変わるって海外ドラマとかだとよくある手法ではあると思うんです。そんな時に感情移入できない人がメインになると(24のキム!)飛ばしてしまいたくなるし、実際見ていても本筋とは全然関係なくて飛ばしても全く問題なかったりとグダつくことがあるけど、村上氏は本当にリンクさせるのが巧みで気持ちがいい。
ドラマとは違うのは目に見るものではなく頭でイメージする小説っていうのがなおのことその転換に効いているんだと思います。
イメージをしてもらうことってとても強い娯楽で、逆に全部説明すると少ししらけるのかもしれません。神様が人間の形をしていることってぼくすごく不思議に思うけどそれに近いような感じ。だからラジオも落語も小説もなくならない。
ゲームもリアルの魅力は十分素晴らしいし、それでしか表現できないこともあるけど、昔はやったバーコードバトラー(古すぎ!)の数字だけのキャラのイメージをすることって限定されているけどとても楽しかった。抑圧された楽しみ。制限されている中でしかできない遊びってあると思う。
自分のサイレント絵本も同じようにあえて省くことで何か自分なりの解釈をしてもらえたら嬉しい。
2020.12.26 12:04
jon covet