絵の具で絵を描くのがうまくなるコツ

 

 

先日絵の具で絵を描いていたときの気づき。ぼくはもともと絵の具を使うのが苦手だった。これはちゃんとした絵の具の使い方を知らになかったことが原因。

そんなぼくが気がついた絵の具のコツは筆の水分をしっかりと取ること。絵の具って水で溶いて使うじゃないですか。そのままだと固くて筆にのらないから。しかし水は必要なんだけど筆が水分を吸収しすぎていると紙に塗った時に溢れて滲んだり垂たりしてしまう。

筆が吸った水はしっかり拭くことがポイント。筆の水分量は湿っていればそれで十分。水を拭くものはぼく的にはティッシュがおすすめ。筆をチョンとすればスッと水を吸ってくれる。その時の筆の押し付け具合で水分量を調節できるのも良いし汚れたら捨てれば良い。

100均に売っていた小さな絵の具用拭き取り雑巾なんて水を吸い込まないので全然ダメだった。

それとは別の話で絵の具で絵を描こうと決め動画などで勉強をしていた時があったんだけど(ぼくはマニュアル人間なのでハウツー物は挑戦前にはよく観ます)その中で黒の絵の具は使わないというものがあった。

曰く黒を使うと全体の色がくすむとのこと。筆に付着していると洗ってもわずかに残るし、洗った水にも黒色は溶けている。その残った黒が他の色をくすませる。なので黒が欲しいときは青と茶色を混ぜて黒っぽい濃い色を使うと良いとのこと。

 

なるほどなって思ってそうしていたんだけど、上の絵はバックを真っ黒にしたかったので「ええい!」と自分に課していた黒禁を解きジェットブラックなる黒中の黒みたいな絵の具を使ってみた。するとね、なんの問題もないの。ぼく的には全くの無問題で逆に目で見て分からないくらいのクスミがいい味になっている気すらするのね。

 

 

もちろん黒を使わないと教えてくれたあの動画主さんを否定するものではない。クスミが気になる絵っていうのもあるからそれはその人にとっての最適化。ぼくはぼくの最適化。なんでもそうだけど疑って一歩踏み出さないと思考停止になるよね。

 

 

8月24日 21:14

 

 

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毎日エッセイ「レミゼラブル2」
文章を書く習慣と練習を兼ね始まった毎日エッセイ。日々思う事などを軽い文体で執筆中。読んでもらっても読み飛ばしてもらっても構わない内容です。これがいつまで続くのかは誰にもわからないけど僕的にはまんざらではない。タイトルの意味は「悲惨な人々」「哀れな人々」

 

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