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急げ急げ
ハンマー投げの室伏広治さんが、若かりし頃、たった一人で黙々とハードな練習を毎日繰り返している様を目撃したレポーターが「（練習が）嫌になったりはしないんですか？」と聞いた。その執念ともいえるトーレーニングに「なぜそこまで？」と疑問を感じたんだろうと思う。
その問いに室伏さんはにべもなく「そういうレベルでやっていない」と答えた。ぼくも更新を嫌にならないかと聞かれたらこれを使わせて貰おうと思う。半分冗談、半分本気。ぼくもそのレベルの入り口くらいには立っている、そんな気持ちでやっている。
そういうことじゃないってことは実際にある。たぶんこれがわからない人には理解してもらえないところ。ぼくは議論するのが嫌いだから、そんな時はもうスッと下がって黙っている。理解なんて求めていない。
話は変わり王貞治氏のバッティング理論の動画を見た。まあ言ってしまえばバットで球を打つという打撃論なんだけど、それだけには留まらず、氏の哲学のようなものがそこには含まれていて大変に見応のある動画だった。きっとぼくが定期的に見る動画リストの順位が皆一個下がった。
うまく打てないという課題に対しての理屈が通った根拠のあるアプローチ。それはまさに理論と呼ぶに相応しく科学にも通ずる。あとものすごく分かりやすいの。ぼくは落合さんもイチローさんも好きだけど素人のぼくが見た印象はバッティング理論の説明、その真摯な振る舞い含めて王さんが抜きん出ていると思った。
心に残ったシーンがある。王さんは40歳で引退をした。野球人生は短い。早く何かを会得しなくてはいけない。そのことを「急がないといけない」と表現されていた。またのんびりダラダラしていると余計なものが付いてしまいそれを取ることが今度は大変になると。
ふと数年前のことを思い出した。ある先輩にジョンくんは生き急いでいるんじゃないか？ってそんなに急ぐ必要なんてないじゃないかっと言われた。頭の中で"？“がいっぱいになった。急いでいるに決まっているじゃないかって。
でも生き急ぐ急がないをその人と議論しても仕方がないし生き方のお伺いなんてしたくもないのでぼくは黙ってその場を早く終わらせてその人との関係を絶った。
頼んでもいないのにいろんなこと言ってくるアドバイザーって多いからそのことに思考停止せず、自分でしっかり考える事が大切だ。
王さんの話に戻るがアドバイスを受ける側の姿勢について「鵜呑みにしないことが大切だ」ってさ。その通り。
jon covet
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目標はスヌーピー の登場する4コマ漫画「ピーナッツ」の連載記録17897回。現在インスタグラムを使い世界に発信中
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