954／ほぼ日の存在理由

ようこそ！絵描きのジョンへ

6月30日（日）にポートメッセなごや「クリエーターズマーケット」に参加します

場を作る

現在依頼を受けた絵の最終仕上げ作業をしている。うちの子シリーズ以外での初のオーダーなので気合が入る。頼んで良かったと思ってもらえるような絵を描きたい。ワンピースの作者尾田栄一郎さんがどこかで書くいていたが「描き込みは伝わる」。それも最初のセンスがあってのことだが少しでもよくなるよう最後まで絵を追い込みたい。

ちょこちょこ拝借し使う言葉だがルパン三世の映画カリオストロの城のルパンのセリフ、「今はこれが精一杯」。今自分にできることを一つずつやりきりたい。描いている絵の引渡しの日にこの言葉が言える仕事がしたい。これは毎日の僕の課題でもある。

現在、ほぼ日刊イトイ新聞で連載されている糸井さんと矢沢永吉さんの対談を毎日楽しみにしている。その中で糸井さんがほぼ日は発信をする場だと言っていた。これは目からウロコだった、そうかほぼ日の存在理由は発信をする場だったのか。

自由に出来る場がないとそれこそ首根っこを押さえられたような感じになるってことだろう。スポンサー、テレビ局、出版社etc.だ。

しかし自分でネット新聞を立ち上げた結果、各メディアに負けない、対等、いやある種それ以上な場を持つに至った。それは読者の質の面でもだ。全員じゃないけど多くは好きな人が見にきてくれているってことね。しかしその"場"そのものを作ろうって感覚を21年前に持っていて、しかも今じゃ日本最大級のサイトを持つに至る。先見の明と行動持続の力。これはすごいことだと思う。

今僕らがネットで場を持つことっていうのは簡単でブログにSNSで持つことが出来る(持つだけはね)。今の時代の先見の明ってなんだろう。場所の次はどこなんだろう。