今はサラリーマンをしながら絵の活動をしている。勤め先は完全週休二日ではなく隔週で土曜日が休みになるくらいの割合だ。なので参加したいイベントが土曜日だと出勤日と重なっていないかを慌ててチェックしなくてはいけない。

どうにも不思議なのだが休みが多ければたくさん絵を描けると思うが実際は仕事終わってからとか隙間時間に描いている方がだいぶ集中できているのがわかる。週休二日だと余裕はあるがその分モチベーションが希薄されたような集中状態になってしまう。忙しい方が集中できるということは実際にある。

話は変わるがかつてある人が僕が作ったシルバーアクセサリーを見てなぜ独立しないのかを不思議がっていた。当の僕の感覚からいくと独立なんてそんなに簡単にできるものなの?って思ったが彼は簡単だという。そこで僕がまだまだ副業なのでと話をそらすと自分で副業だと言っているうちはダメだよとその人。今思い返すとそれは覚悟の話だったのかもしれない。

しかし矛盾するのだが趣味で作ってる方が品質は高いし自分の作りたいものが作れて楽しいとも思う。ちょうどワンピースでガープが大将の話を断ったシーン「自由に動くのにこれ以上の地位はいらない」って感じが近いか。今とても気楽に描きたい絵を描けている。

これがもし独立をして全ての時間をかけられるようになった時にできた時間。おそらく僕は無駄にしてしまうんじゃないかなと思う。きっとある程度の不自由は制作には必要なのだ。

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