Re..Bell
所在地〒470-0126 愛知県日進市赤池町箕ノ手１ 2F
営業時間10:00~21:00
ここからエッセイ
今取り組んでいる一連の「ベルリンランド」シリーズ。きっかけは所属しているクリエーター団体Re..Bellの代表にバックヤードで二人になった時にクリスマスイベントで大きな絵に人を描き込んで見たら面白いと思うからやってみませんか？と提案をいただいたことでした。
僕がイメージした大きな絵は壁くらいある（4m×2mくらいの）芸大の学生さんがツナギを着てバケツに入ったペンキをハケやローラーを使いある種パフォーマンス的にペイントするタイプのものだと思い一度お断りをしました。
すると違うと言われ、前に僕が同団体にも展示していた「サンタの落とし物」くらいのパネルに描き込んでいくんですとイメージを話してくれた。絶対にお客さんに受けると思うと、その理由は自分が描いて欲しいからだって、こう言ってもらうとやっぱり嬉しいですよね。僕は単純なので。
それとこの企画が魅力的に思ったのは僕が尊敬しているヒロヤマガタさん的な絵が描けるかもしれないって思ったから。ああいった楽しそうな絵を描いてみたいなって。
それでお受けしてスタートしました。
そこで一番重要だったのは何を描くか。
MON MON MONSTERの世界「スプリングウェル」を描くことは決まっていましたが（その他はあり得ない）なぜそこに人間がいるのかの理由が必要でした。そしてその理由がクリスマスに由来していたら素敵な絵になるだろうなって。
そこで思いついたのがどこか怪しげな移動遊園地。そこに迷い込んでしまった人たちを描くことにしました。その遊園地の名前を考えていて閃いたのが団体名のRe..Bellのベル。そのベルが“リン“と鳴る音をかけて「ベルリンランド」に。
なんだかドイツの遊園地みたいとの理由から勝手なイメージでくるみ割り人形の遊園地支配人「グーテンモルゲン」を描き、どうせなら4コマ漫画と同期させて連載をしていこうと短期集中連載の形でスタートをしました。
本当はイベントまでに完結するはずでしたが伸びてしまいクリスマス当日を目指し描いています。話は終わりに向けてニ転三転し今日四転めをしました。
何か取り止めのない文章になっていますが何が言いたいかというと、あの日話を聞くまでは絵もキャラもストーリーもどこにも無かったってこと。そのことがなんだか不思議なことだなって。
偉そうなことは言えないけど流れに乗ると面白いところに行けるのかもしれませんね。
さあ今日も没頭だ。
jon covet
2021.12.15 19:59
前回のエッセイはこちら
