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昨日はよく晴れた天気の中、名古屋市博物館にて開催されているムーミンコミックス展に行ってきました。ゆっくり見たかったので朝の1番からのんびりと。
以前松坂屋で開催されていたムーミンコミックス展では絵を見ながら1人「素敵素敵」と呟き横にいた見ず知らずのご婦人を驚かせていましたが今回もやはりとてもすてきでした。
ムーミン自体は作者であるトーベヤンソンが生み出したキャラクターでおそらく創作の順番としてはイラスト、童話、漫画の順で発表されたのでないかと思います。なのである程度知名度がある中でのコミック連載だったはずです。
英語へ翻訳するための協力をしていた語学堪能の弟のラルスと制作を共にしていたが途中からは根幹となるストーリングもラルスが提案をするようになり最終的には漫画の執筆も含め全て姉に変わり担当するようになったとのこと。
トーベさんといえば日本版アニメの放送に関しての問題等で作品へのこだわりは人一倍だと思っていましたがそこまで任せるということは弟さんへの信頼がとても強かったのだと思います。そしてラルスさんの作品はやっぱり素敵な物でした。
会場に入ると一番最初に展示してあるのがムーミンのお尻特集でした。お尻お尻お尻・・・ヒップヒップヒップ。意味がわかりませんでしたが進むにつれ謎が解けました。ストーリー仕立てになっている漫画の一番最初のコマがどれもムーミンのお尻から始まっていることに気がついたからです。あのお尻は展示の1コマ目を示唆していたのです。これを企画した人とてもセンスがいいですよね。遊び心がある。
前半、後半でトーベ時代、中間期、ラルス時代と絵柄が変わっていきます。前半は北欧的で後半になるにつれアメリカ的になっていく感じでした。
コミック感はトーベに比べ弟さんの方がはるかに強いです。吹き出しが目立ちこれぞザ・コミックって感じ。それに比べトーベの絵は一コマの芸術性が高いと思いました。
大変に見応えのある展示会で三時間ほどかけ作品世界を堪能させていただきました。ムーミングッズも可愛くおしゃれな物が多くてとても素敵でした。
いつかMON MON MONSTERでこんな個展を開けたら・・・そんなことを強く誓っていました。
jon covet
2021.11.14 20:50
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