過去の俺、今の俺、未来の俺
ぼくはエッセイでもマンガでも時たま書くけど人間関係なんてものはとても希薄なものだって思っている。これは薄情とかそういうことではなくて、希薄だからこそ努力、配慮ってものがお互いに必要なんだと思う。平たく言えば「思いやり」や「優しさ」。関係性にあぐらをかいたような付き合いはぼくは好きではない。
疎遠になった人たちってぼくすごく多いけどお互いにそれまでの関係性なんだから執着したって仕方がない。その点疎遠っていうのは妙にさっぱりしていてわかりやすくて良い。
生きてりゃ付き合いも合う人も変わっていく。ぼくは八方美人ではないので終わりは終わり。一期一会、だから繋がれている今を大事にしましょってこと。
話は思いっきり変わる、何だか作業部屋が臭い、何か圧を感じるような悪臭がする。正直もう部屋にいたくないほど。何だろうと探すと原因を特定できた。アクセサリー作家時代の遺産。大量のゴム型だった。
※ゴム型とは原型から同一の形を複製して量産するための物。
そのゴムの匂いが暑さで漏れ出していた。でも実はこれ昨年も経験していてゴム型をビニールで包んだつもりでいたのでまた今年も漏れ出していることが不思議だった。しかししまってあるその棚を見て納得。全く包めてなくてビニールが上から被せてあるだけだった。信じられない手抜き。
昨年の自分の処理の甘さに本当にびっくりしたし、なんて良い加減なことをしているんだと自省。先ほどビニールと養生テープで縛り上げ袋も二重にして密閉し直した。入っていた棚も取り外して洗剤で洗ったのでまだ部屋には匂いが残ってはいるけど徐々に薄くなってくるはず。
来年のぼくは今年のぼくに感謝をするんだろう。
8月1日 22:35
jon covet
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エッセイ集