こちらは2018年7月1日に出店した際のイベントレポートになります。
いつもご覧いただきありがとうございます。
駆け出しのイラストレーターが世の中に自分という絵描きがいることを知ってもらうために座して待つのではなく打って出ることを決意し、コードネーム「知ってもらおう大作戦」と銘打って各地のイベントに参加しています。
自分自身のアウトプットとして、またイベントに参加してみようと思っている方へ少しでも参考になればと思いレポートさせていただきます。
今回参加したのは昨年12/10に参加して以来のリベンジのクリエーターズマーケット。それではどうなったかはレポートをご覧ください。
自分がイベントに参加しようと思ったきっかけは、毎日描いている四コマ漫画のMON MON MONSTERをしってもらいたいからです。
なかなか連載を続けていても知名度が上がらず「このままではいけない」と思いたち、昨年同会場で行われたクリマに出展をしました。いろいろ準備をしていったつもりでしたが惨敗で売る売れないといううことよりもほとんど人に見てもらえなかったというのが大きくて失意のどん底で帰宅したのを覚えています。
ただ少し光明だと思ったこともありました。100均で買っていった額にその場で絵を描いて入れて販売したところお値段が300円という事もあったのかもしれませんが完売をしました。(三個だけですが)
自分の絵は売れるんだなって思った瞬間でした。ここが今のイベントスタイルにもつながっている部分かなって感じます。
クリマは土日開催なんですが、残念ながら土曜日は仕事の日と重なってしまい日曜日のみの出店です。けしてオーバーではなく出展日までの二ヶ月間、仕事終わりはすべてクリマの準備に当ててきました。もっと長い目で振り返るなら前回のクリマから今回のクリマまででちょうど10個のイベントに参加してきました。前回のままでは通用しないと思ったからです。イベントに自分を慣らし。工夫してどうやったら受けるのか、知ってもらえるのかを沢山失敗しながら研究してきました。イベント武者修行です。
今回、申し込みが早かったことも事もありますが。イラストコーナーの一等地といってもいいような角地をゲットすることができ、ブース案内を開いたときにこれは人生をかけてやるしかないって一人決意し燃えました(着火の瞬間)
ここからいよいよ当日レポートです。クリマからはけっこうメルマガが来るのですが(結構重要な内容多いから取ってない人は取ってくださいね)。そこにこんな内容がありました「一時出入庫のお知らせ」(正式名称じゃないけどこんな感じの内容ね)立体駐車場は込むから、一時荷物降ろして混雑する立体駐車場じゃなくて大駐車場に停めよう的な内容。これを読んで、あんまり深く駐車場のことは考えていなかっかったけど大問題だなって思いました。上記の方法は荷物が少ない人と副数人で参加する人には良いですが僕のような「孤独のイベンター」には全く不向きで、これはどうしても会場に隣接されている平面駐車場をゲットしなくてはいけないなって思いました。
これは相当早く会場入りしないとすぐに埋まってしまう可能性があるため何時に家を出るかを考えました。 平面駐車場がオープンするのが6時からなので。5時に着すればゲットできるんじゃないかと思い会場までは約一時間かかるので4時に家を出ることにしました。前日に車に全て積み込み(※僕の車は軽自動車なんだけど荷物がいっぱいで積載量が心配でしたが人が4人乗ると考えて60キロ×4の240キロ+荷物で10キロが大体の積載量かと考えると全然余裕だと思います。しかしゆっくり安全運転で行ってきましたよ。)3時に起きてこれで完璧だろうと思い出発しました。
↓は積み込み時にルームランプに照らされる犬と骸骨。
!!!だがしかし
5時に会場に着するともうすでに人が並んでいるじゃありませんか!!!!しかも6時オープンの平面駐車場に車が入っていっている!!もうスタッフさんの所に車が進むまで開いていることを祈ってた(笑)そして震える声で挨拶をすると駐車券を渡してくれこれにブース番号を書いてくださいといわれた。っていううことは!平面駐車場無事ゲットできました。
車を無事に止めることができ、ここから6時まで待機となります。駐車場からイベント会場へのゲートが6時に開くってことだったのかな?たしかに道路に車が並んじゃ合うしスタッフさんが既にいるなら駐車場には入れちゃった方がいいよね。順番通り入れてくわけだし結果は変わらないもんね。
蒸し暑いので駐車場をぶらぶら。止まっている車を見るとほとんど乗っていないように感じました。ここでピンときましたが両日参加の人たちは前日平面駐車場をゲットしたら車はここに停めて貴重品だけ持って電車で帰っているんだと思われます。それは当然で車で帰っちゃったら次の日も駐車場ゲットするために早く来ないといけなくなりますもんね。ということはですよ。日曜日のみの出店者は前日から停まっている車以外の枠の争奪戦になるわけだから結構少ないのかもしれないですね。
↓そして6時と共に搬入開始のアナウンスが流れます。みんな一斉に動き出すかと思ったけどそんなこともなく最初から搬入しだしたのは僕を含めて5~6人じゃなかったかな?なんか理由があったのかも。回数を重ねれば後で気が付くかもしれないですね。こういう理由だったんだ~って。
台車に乗せて搬入開始。会場されたばかりのホールは沢山の前日からのブース。シーンと静まり返り誰もいない空間なんだけど制作者さんの熱気を感じます。僕もこの日を迎えるまでにいろんなことがあったけど出展者全員に同じようなバックボーンがあって、僕なんかよりがんばってる人もいて大変だったろうなって思う。みんなで大成功させたい。今日が良い場になることを期待する。
↓自分のブースへ着。一般ブースで2M×2Mだけど実際見ると結構狭いなって思った。模型で配置の確認なんかもしてたんだけどな・・・。準備と本番ではこういうことってありますね。応用力と機転が大事。後は決断。
↓これが僕の手作りの台車。長い計器が乗るように計算して作りました。写真は台下に置く額入れも兼ねた展示台。
シーンとしています。
↓ここが今回の場所。セッティング前に記念に1枚。
↓結局荷卸は5往復しました。ガラガラガラガラ。この段階で買ってきたおにぎりを二つぺろり。アートとは体力勝負である(jon covet)
↓仮セッティング完了。本当はトニーたちの立て看板の横に机を組むつもりだったけどスペース的に置けなくなってしまいました。今回のイベントに向けて沢山の時間を使い作りこみましたが置けないものは仕方がない、即断即決で片づけて奥で作業机としてだけ使うことにしました。この机にオーダーのサンプルや写真などを飾る予定だったので展示方法も少し変えました。実際これでも少しだけ範囲を超えてしまっているので出ないように調整しました。僕こういうルールは守りたい。
↓調整をして、商品も並べ終わったところ。ここまでで確か8時半くらいだったと思うので荷卸からセテッィング完了まで2時間半。机があったら後1時間は必ずかかっていたことを考えると少し展示方法を考えないといけないなって思った。前回のマルシェの時も僕が全出展者さんの中で片付けが一番最後になってしまい、運営の方に迷惑をかけてしまったので今後少しずつ改善します。極端な話、額に入れての展示はしないかもしれません。イラストだけ並べて後から額に入れるシステムにしていこうかと考えてる。東京行ったときみたいな感じです。
↓こちらは貴重な裏側。あんまり他の出展者さんは見せないかもしれないけど、皆様の参考になれば。大きなゴミ袋は必須です。小さいのはだめ。100均で買った引き出し二つはいつも便利。今回買った机に乗っている書類ケースと左から3番目の展次代に乗っている引き出しの上に置いた本やノートなどを立てておける(名前がわからない)ボックスも便利でした。
↓11時会場ですが、10時より出展者の昼食用にフードコーナーがあきます。おにぎりを早々に食べてしまったので僕もこのタイミングで買っておかないと買いに行くタイミングが取れないので小走りで買いに行きます。タコスはその場食べて、向こうでもつまめるようにと"あるもの"を買いました。自分のブースに戻りふたを開けると強烈なニンニクのにおいが!「めっちゃニンニクの臭いするもん!これからいろんな人と喋るのに喋られへんやん」と封印。確認しなかった僕の責任なので何を買ったかは書きませんが、出店してみようかなって思われている方に僕が言えるアドバイスはニンニク入りかはお店の人に聞きましょう。
↓最終調整も済み、後は会場を待つだけの僕とトニーとタルト君
↓引きの写真。準備完了でこの日を迎えられたことに感謝。
↓の展次台の写真は見やすいように倒しました。
↓そして会場。始まるや否や前回のわんこマルシェで知り合った方が何名も来てくださり沢山オーダーを頂いたり、インスタやツイッターのフォロワーさんもかなりの人数の人が押し掛けてくれました。泣きそうなほど嬉しかった。いつもずっと一人で絵を描いていた、志とは矛盾するんだけど報われない感覚って実はあって。世に出しても世に出しても沼に石を投げている感じ。だけど見てくれている人は見てくれているんだって本当にうれしかった。
1日を通して沢山の方が興味を持ってブースを見て、お話して、買っていただいたりしました。
どこのイベントに行っても思うことですが人の流れには波があります。クリマくらい大きくてもそれは当然あります。そんなときにボーっとするのではなく片づけたり、傾いてしまったやつを整理したり、配置を変えたり、どうやったら見やすくなるかなとか、袋の準備したり、ちょこちょこ動いていた方が良いです。気なのかもしれないけど、ボーっとした気は外に出る。前に同じようなことを自販機のオぺレ―タ―の方が言っていた。人によって自販機の売り上げが変わると。
↓そしてあっというう間の6時。恒例のホタルの光が流れてきてクリエーターズマーケットも無事終了です。お越しいただいた方、ご購入していただいた方、がんばりあった出展者の方、そして運営の皆様、1日ありがとうございました。楽しい日を過ごさせていただきました。
※差し入れを持ってきてくださった方ありがとうございました。食べ物のチョイスミスで(さっきのニンニクの話)食べれておらず腹ペコだったのでとても助かりました。
せっせせっせと皆片づけています。あたりまえだけど大きいブースの方は片付けも時間がかかります。僕も最初に2時間半かかったので帰りも結構かかりました。1時間半くらいかな?
↓一仕事終えた骸骨と犬も一緒に帰宅します。
最後の荷物を車に運んでいるときの空模様。今日という日を迎えることができ、皆様のおかげで大成功することができました。イベントの魅力はお金ではなくて人との出会いに尽きるかと思います。
今後もさらに皆様に楽しんでいただけるよう漫画もイラストも頑張っていきます。疲れたはずなのに元気をもらったクリマの終わり。
前回恒例にしようと思っていた帰宅時の食事は行きたかったお店がまさかの日曜閉店でしたのでチェーン店で済ませましたのでレポートは無しです(チャンチャン)
以上、長文お読みいただきありがとうございました。
追記
販売していたブックカバーの天才的使い方をご紹介させていただきます。