昨日の記事の続き

日曜日に行ったクリエーターズショーケースの下見の後に個展会場の筆頭候補地に思っていた貸しギャラリーに行ってみることにした。

地下街から地上に出ると風に乗って音楽が流れてくる。気持ちのいい日、こういうのも良いなって思いながら歩いていると大津通が歩行者天国になっており、あっちこっちで歌ってる、運営スタッフさんが配っていたチラシをもらうと「栄音楽祭」というお祭りだった。

プログラムを見ると膨大な数のミュージシャンが出演する。隣町に住んでいるのに全く知らなかったことに自分はいろんなことを知らないまま過ごしていくんだな〜とお祭りに似つかわしくないことを考えながら目的地のギャラリーへ。途中にあった公園がメイン会場でステージが設けられていた。

ギャラリーを見学した後にせっかくだから見ていこうかなと公園の階段に腰を下ろす。ビールも販売していたが帰宅後に出かける用事があったのでお茶を飲みながら風が爽やかに吹く中なにも考えずに聞いていた。たまにはのんびりするのもいい。

しばらくすると階段の上から見てわかるほど公園内の人の数が増えてきた、もう時間も夕方近く大物に近ずいていたことに気がつかなかった。サンプラザ中野くんだ。

これはぜひ前で見たいと思い階段を降りて増えてきた人の波に飛び込みベンチの最後尾らへんに陣取ることができた。立ち見だがいい場所だ。

「サンプラザ中野くん」ソロでのクレジットだったがパッパラー河合さんも来ていた。リハーサル中に音のチェックでギターを弾く河合さんが爆風スランプの名曲「Runner」のイントロを奏でた瞬間「おおー!」と会場から声が漏れた。僕も漏らした(声をね)皆が知っているような有名な曲を持っているミュージシャンは強い。

話は脱線するがかなり以前友達の友達が出るというライブに行ったことがある。ハートランドという小さな会場だ。彼らが入場曲に選んだ曲は郷ひろみのゴールデンフィンガー99の原曲リッキーマーティンのLivin' la Vida Locaだった。それを会場で聴きながら、もしこの曲を作ったのが彼らならとっくに売れているんだろうなってことを考えていた。音楽を作る才能ってなんだろう。やはりキャッチーでノリのいいリズムは会場で映える。

今回の「Runner」のイントロは紛れもなく爆風スランプの歌でサンプラザ中野くんたちが作り上げた物だ。オリジネーターが今から演奏してくれる。当然否応無く盛り上がる。

少し押してライブが始まった。「大きな玉ねぎの下で」「月光」「旅人」そして「Runner」※最後もう一曲新曲やってましたがタイトル忘れちゃいました。

Runner」は思い出も多い曲。一緒にサビを歌おうと言ってくれたので、若干浮いていたがそんなこと関係なく大きな声で歌った。

令和元年の今日。クリエーターズショーケースの下見に来てたまたま参加したライブだったが、とてもいい経験をさせてもらえた。なんだか頑張ろうって思えた。まだまだ走っていこう、流れる汗もそのままに。

上がったテンションのまま用事を終わらせた後カラオケに行った。一人でな。

この話の続き

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