ポートフォリオの作り方
ポートフォリオのフォーマットが決まった。完成イラストと共にお客さんに一番最初に送る構図のラフ画載せる。そうすることによりラフ画からここまで絵を作り込めるんだという事が可視化されると思う。
それと製作時間も記入する。総製作時間はもちろん内訳としてラフ画までとラフ画から完成まで。これによって絵を描くスピードもわかってもらいやすい。
あと、うちの子イラストを描くにあたってのぼくが一番得意とする所、すなわち強みってお客さんのお好みのシチュエーションに対してのアンサー力だと思っている。こんな感じでどうですか力とも言える。
構図がパッと頭に浮かぶのは子供の時からで、小学生の頃、図工の時間で物語を聴いてイメージを膨らませて絵を描こうという授業があった。魔女の話や狐の話のテープを聞いて絵にするんだけど下書きを描いた時点で担任の先生が唸っていた(病気じゃないよ)皆の前でも取り上げてくれ褒めてもらえたのを覚えているし、我ながら本当に良い構図だったと思う。
しかし当時は絵の具が壊滅的に下手くそで、色を塗った段階で上位陣から転げ落ち、完成させられたのかどうかも覚えていない。褒められたのは下書きまで。
そういえば友達が狐の絵の方でものすごくリアルな木を描いていたのを強烈に覚えてる。苔まで描いてた気がする。
話がそれたが要はお題に対して提案をするのが得意ってこと。これはきっとセールスポイントになり得るんじゃないかな?
今回のポートフォリオの件は先日受けたズーム会議でのアドバイスが元になっているけど、とても大事なことを教えてもらったと思っていて感謝している。
今では自分のポートフォリオの一冊くらいは作っておかなくちゃいけないなって思っている。
これ実はアクセサリー作家時代にも友達に同じことを言われたことがある。ぼくはアクセサリーを作るのが好きなだけの人だったので普段自分ではあまりしていなかった(そういった意味では特殊な職人だったと思う)友達がどんなの作っているのかって聞いてきた時に一つもアイテムを持っていなかった。すると「一つくらいは着けてろよ」と言われそりゃ確かにそうだなって思いリングやバングルなどシンプルな物を着けるようになった。
なんだかそんなことを思い出した。
8月10日 20:38
jon covet
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エッセイ集